ハードオフ永田さんは、久留米国分の「ハードオフ」で統括店長を務める一方、SNSでは「ザ・楽器人」としても知られています。
彼の特技は、店舗で見つけたジャンク品を使って多種多様な楽器を見事に演奏することです。こ
のパフォーマンスは彼自身によって撮影・編集され、YouTube、TikTok、TwitterなどのSNSで積極的に共有されています。
永田さんが福岡県の筑後店で働いていた4～5年前、ジャンク品を活用した演奏動画をYouTubeに投稿し始め、店舗の認知度向上を図りました。
最初は注目されなかったものの、1年後には数十万回の再生を達成し、その成功を受けて定期的に動画をアップデートしています。
久留米国分店では、永田さんが一手に公式YouTubeチャンネルの運営を行い、演奏から撮影、編集、演出までを一人でこなしています。
彼のジャンク品を使った演奏は、店舗のユニークな魅力として広く認知され、彼のチャンネルは多くのファンから支持されています。
特に、X JAPANの「Silent Jealousy」や「Rusty Nail」のカバーは、視聴者から高評価を受けており、永田さんの創造力と技術力の高さを証明しています。
彼の活動は、ただの商品販売に留まらず、音楽と再利用の可能性を探る芸術作品としても評価されています。
そんな彼の今回ご紹介したい動画は、Youtubeで2023/12/23公開された「ハードオフ店員がジャンク品で菅田将暉のさよならエレジーを演奏」の動画だ！
この動画の特徴は、演奏に使われている楽器がどこか不具合があるジャンク品！
電子ドラムは強弱がつけられず、シンセサイザーの鍵盤のひとつは音が出ません。ベースは特定の部分で音がバズり、エレキアコースティックギターは1弦8フレットの音がペチペチと鳴る状態。
さらに、エレキギターのロッドは限界寸前という、どれも演奏には向かないジャンク品ばかりです。
そんな楽器を使いこなし、ひとりで全パートを演奏するのが永田さん。楽器のクセを理解し、見事に一曲を完成させる腕前には驚かされます。
さらに、この動画の魅力は演奏だけではありません。
編集技術も素晴らしく、映像の中では永田さんがボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードのすべてを担当し、それぞれの姿が画面に登場します。
その工夫により、まるでバンド演奏を見ているかのような臨場感が生まれています。
そして、ステージとなるのはハードオフの店内。
普段は中古品が並ぶ店内で繰り広げられるライブパフォーマンスは、見ているだけで引き込まれること間違いなしです。
