沖縄県那覇市出身のシンガー/ラッパー、Awich(エイウィッチ)。
彼女は2006年にEP「Inner Research」でデビューを果たしました。
その後、米国アトランタへ渡り、ストリート文化に触れながら、2007年にファーストアルバム「Asia Wish Child」を発表します。
翌年には米国人男性と結婚し、長女を出産。
さらに3年後、インディアナポリス大学で起業学とマーケティング学を学び、学士号を取得して卒業しました。
家族で日本へ戻る決意をした矢先、最愛の夫を亡くし、娘と共に沖縄へ帰郷します。
そこから、音楽活動を本格的に再開しました。
ヒップホップクルー「YENTOWN」に所属し、2017年にはChaki Zuluのプロデュースによるアルバム「8」をリリース。
その作品は海外からも高い評価を受けました。
2018年には初のワンマンライブツアーを全国5都市で成功させ、2020年7月にはユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たします。
同じ沖縄出身のラッパー唾奇とのツアーや、トリリンガルラッパーちゃんみなとの横浜アリーナでの共演でも注目を集めました。
パワフルな存在感と心を震わせるラップで、今後のさらなる活躍が期待されています。
今回ご紹介したい動画はYoutubeで2025/02/28に公開され、「ASIAN STATE OF MIND」の動画がこれだ!
この曲には、Awich(日本)、Jay Park(韓国)、KR$NA(インド)、Masiwei(中国/Higher Brothers)、VannDa(カンボジア)と、アジア各国を代表する実力派ラッパーが集結。
マイクリレー形式で、自らのルーツや誇りを全身全霊で表現しています。
「自分は何のために戦うのか?」
それぞれがその問いを胸に、自国の歴史と現状、文化的な誇りをリリックに込め、アジアの団結と力強さを世界へ届けるメッセージソングとなっています。
Awichは「沖縄と日本の誇り」を。
Jay Parkは「韓国と日本のリアルな視点」を。
KR$NAは「インドのストリート文化」を。
Masiweiは「中国ヒップホップの頂点」を。
VannDaは「カンボジアの新たな時代」を。
それぞれの視点から発せられる言葉がぶつかり合い、混じり合い、強烈なインパクトを放っています。
まさに、「アジアから世界へ」。
Awichが信じる“アジアの時代”の到来を、あなた自身の目と耳でぜひ確かめてください。
この動画を観れば、きっとその熱に心を揺さぶられるはずです。