アメリカのヒップホップシーンに新たな風を吹き込む注目のラッパー兼シンガー、ドーチ(Doechii)。
ドーチは幼い頃からダンスや演技に親しみ、中学生になると詩やラップを書くことに夢中になったドーチ。
2016年には音楽配信プラットフォームSoundCloudで楽曲を発表し、徐々にその才能が注目を集め始めました。
彼女の大きな転機となったのは2020年のシングル「Yucky Blucky Fruitcake」です。
この楽曲はTikTokで爆発的な人気を博し、一夜にして彼女の名前が広まりました。
2022年には、Top Dawg EntertainmentとCapitol Recordsという2つのレーベルと契約を結び、Top Dawg Entertainment初の女性ラッパーとして歴史を刻みます。
同年には、権威ある「XXL Freshman Class」に選出され、その存在感をさらに強めました。
ドーチの音楽は「アルタナティブヒップホップ」と形容され、アニメのように生き生きとしたラップと、ユニークな歌詞が特徴です。
ニッキー・ミナージュやミッシー・エリオット、アゼリア・バンクスに例えられることが多いものの、彼女自身が影響を受けたアーティストとして挙げるのは、ニッキー・ミナージュ/ローリン・ヒル/カニエ・ウェスト(Ye)/SZAです。
2023年、ドーチは「What It Is (Block Boy)」でコダック・ブラックとコラボレーションし、この楽曲が初めてBillboard Hot 100にランクイン。
さらに、RIAAからプラチナ認定を受けるという快挙を成し遂げました。
また、同年にはBillboard Women in Musicで「ライジングスター賞」を受賞。
加えて、グラミー賞3部門、MTVビデオミュージックアワード2部門、BETアワード、ソウルトレイン・ミュージックアワード2部門にノミネートされ、その才能が広く認められています。
今回そんな彼女のご紹介したい動画が、Youtubeで2025/02/15に公開された「CATFISH / DENIAL IS A RIVER」の第67回グラミー賞でのライブパフォーマンス動画だ!
このパフォーマンスの見どころは何と言っても、彼女の圧倒的な存在感。
トム・ブラウンのデザインによる衣装とドクターマーチンの靴を身につけ、エネルギッシュな振り付けを繰り広げる姿は、まさにアートそのものです。
ラップとダンスを同時にこなす驚異的な表現力。
そして、一瞬たりとも乱れない呼吸のコントロールに、観客も息を呑みます。
会場ではスタンディングオベーションが沸き起こり、「この夜の最高のパフォーマンスだった」と称賛の声が相次ぎました。
この映像は、彼女の芸術性、舞台演出力、そして音楽への深い情熱が詰まった必見の一作です。
まだ彼女の魅力に触れていない方は、ぜひ下記の動画をご覧ください。
ドーチという新たなスターの誕生を、あなた自身の目で確かめてみてください。