オランダ・マーストリヒト出身の音楽ユニット「Lucas & Steve(ルーカスとスティーブ)」は、美しい旋律と力強いリズムが融合した楽曲で、世界中のリスナーを魅了し続けています。
結成は2010年。
メンバーのLucas(1990年生まれ)とSteve(1992年生まれ)は同じ小学校に通っていたものの、年齢差もあり当時は接点が少なかったそうです。
ですが、その後それぞれがDJとして活動する中、ナイトクラブで再会。音楽への情熱を分かち合い、ユニットを結成することになりました。
彼らの音楽の特徴は、ピアノの旋律が際立つフューチャーハウスとディープハウスの融合にあります。2014年にオランダの名門レーベル「Spinnin’ Records」と契約して以降、人気は一気に高まりました。
代表曲として知られる「Summer On You」「Up Till Dawn」「Where Have You Gone」「Perfect」などは、音楽配信サービスでの再生回数が1億回を超えるヒットを記録。これまでの総ストリーミング数は、なんと10億回以上にのぼります。
2017年には世界的なDJランキング「DJ MAG TOP DJs」で初登場ながら64位にランクイン。
以降、TomorrowlandやCreamfields、AMF、Parookavilleといった国際的な音楽フェスティバルのメインステージにも出演し、その実力を証明してきました。
2020年には待望のデビューアルバム『Letters to Remember』を発表。
オランダで権威ある音楽賞「Edison Pop Award」も受賞しました。
さらに、TiëstoやArmin van Buuren、Afrojack、Galantisなど世界的アーティストとの共演も多数。
David GuettaやKygo、Robin Schulzらの楽曲を手がけるなど、その活動の幅を広げています。
今回そんな彼らのご紹介したい動画はYoutubeで2017/04/08に公開され、Pep & Rashとコラボした「Feel Alive」の動画だ!
この作品は、同じくオランダ出身のユニット「Pep & Rash」とのコラボレーションで生まれた一曲。
公開以来、多くのEDMファンから愛され続け、年末ランキングのトップ10に入るほどの人気を誇っています。
特に2016年から2018年にかけての作品群の中でも、「Feel Alive」は代表作といえる存在です。
切なさを感じさせるヴォーカルと、心に響くピアノの旋律で始まり、やがて力強いビートへと展開していく構成が非常に印象的。
メロディーの展開は鮮やかで、聴く者の心をつかんで離しません。
なかでも、シンセサイザーのリード音が曲の雰囲気をぐっと引き立て、清らかなビルドアップから「生きている」という感覚を呼び覚ますような、感動的なドロップへと流れ込んでいきます。
まさに、聴くだけで心が動き出す。
そんな一曲に仕上がっています。
彼らの世界観に浸れる「Feel Alive」。
あなたも、ぜひ一度この動画を観て、その魅力を体感してみてください。