韓国のトップダンススタジオ「1MILLION Dance Studio」でインストラクターを務めるYeji Kim(イェジ・キム)は、1995年10月1日生まれの韓国出身の実力派振付師です。
MAMAMOOのファサやApinkのキム・ナムジュといった人気K-POPアーティストと仕事をしてきたことで知られ、K-POPシーンに洗練された振り付けを提供し続けています。
2017年6月には「Really Really」の振り付けコンテストで優勝を果たし、その実力を広く証明しました。
現在インスタグラムでは8万人以上のフォロワーを抱え、自身のライフスタイルやダンスの様子を発信しています。
1MILLION Dance StudioのYouTubeチャンネルでは、ドージャ・キャットの「Woman」など様々なジャンルの楽曲に合わせた独創的な振り付けのレッスン映像が多数公開されており、世界中のダンスファンが学んでいます。
今回ご紹介したいのは、2026/04/11日にYouTubeで公開されたROSALÍAの「A Palé」の振り付け映像です。
スペインの歌姫ロザリアが2019年にリリースした、ダークで工業的な重厚感を持つトラック「A Palé」。
この重厚なビートに対してイェジ・キムが手がけた振り付けは、楽曲の持つ力強さと異質さを極限まで引き出した、鳥肌が立つほどかっこ良いダンスパフォーマンスに仕上がっています。
このパフォーマンス最大の見どころは、イェジ・キムならではの「重力を手懐けるような凄み」にあります。
一歩一歩の足の踏み込みや、フロアに沈み込むときの重心の低さが桁違いです。
とくに「A Palé, A Palé…」と低音のコーラスが響くサビのパートでは、重いビートを全身のアイソレーションで正確に弾き返し、まるで体全体で重低音を鳴らしているかのような錯覚に陥ります。
野性的で荒々しい動きのなかにも、女性ならではのしなやかな体の曲線美や、獲物を狙うような冷たい視線が計算し尽くされていて、観ているこちらが圧倒されるほどのカリスマ性を放っています。
ロザリアのダークな世界観と、イェジ・キムのフィジカルでエモーショナルな振り付けが見事に化学反応を起こした一曲。
重厚なビートに魂を乗せたような圧巻の振り付けを、今すぐ観ることをとくにオススメします。

