ハードオフ永田さんは、久留米国分の「ハードオフ」で統括店長を務める一方、SNSでは「ザ・楽器人」としても知られています。
彼の特技は、店舗で見つけたジャンク品を使って多種多様な楽器を見事に演奏することです。こ
のパフォーマンスは彼自身によって撮影・編集され、YouTube、TikTok、TwitterなどのSNSで積極的に共有されています。
永田さんが福岡県の筑後店で働いていた4~5年前、ジャンク品を活用した演奏動画をYouTubeに投稿し始め、店舗の認知度向上を図りました。
最初は注目されなかったものの、1年後には数十万回の再生を達成し、その成功を受けて定期的に動画をアップデートしています。
久留米国分店では、永田さんが一手に公式YouTubeチャンネルの運営を行い、演奏から撮影、編集、演出までを一人でこなしています。
彼のジャンク品を使った演奏は、店舗のユニークな魅力として広く認知され、彼のチャンネルは多くのファンから支持されています。
特に、X JAPANの「Silent Jealousy」や「Rusty Nail」のカバーは、視聴者から高評価を受けており、永田さんの創造力と技術力の高さを証明しています。
彼の活動は、ただの商品販売に留まらず、音楽と再利用の可能性を探る芸術作品としても評価されています。
そんな彼の今回ご紹介したい動画は、Youtubeで2023/12/25公開された「ハードオフ店員がジャンク品でJohn LennonのHappy Xmas (War Is Over)を演奏」の動画だ!
この動画の最大の特徴は、使用されている楽器がすべてジャンク品であることです。
強弱の調整ができない電子ドラム、鍵盤の一部が音を出さないシンセサイザー、つまみが止まらず回り続けるベース、そして1弦8フレットの音が不安定なエレキアコースティックギターなど、いずれも通常の演奏には適さない状態です。
しかし、これらの楽器を見事に操り、すべてのパートを一人で演奏するのが永田さんです。
各楽器のクセを理解し、巧みに使いこなして一曲を完成させる姿には驚かされます。
この動画の魅力は演奏だけではありません。
映像編集の工夫も秀逸で、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード、さらにはコーラスまで担当する永田さんの姿が、それぞれ画面上に配置されています。
細部までこだわった編集により、まるでバンドメンバーが勢ぞろいしているかのような臨場感が演出されています。
さらに、演奏の舞台となっているのはハードオフの店内。
普段は中古品が並ぶ売り場が、まるでライブ会場のように変化する光景は、一度見たら忘れられません。
ジャンク品とは思えない完成度の高い演奏と、独自の編集技術が光るこの動画。
音楽好きの方はもちろん、ユニークな企画が好きな方にもおすすめの一本です。