1998年10月14日、韓国で生まれたちゃんみなは、3歳の時に日本へ移り住みました。
幼い頃から日本・韓国・アメリカを行き来し、国際的な環境の中で育った彼女は、現在では日本語、韓国語、英語を自在に操るトリリンガルとして知られています。
小学生の頃には、言葉の違いからいじめを受けるつらい経験もしました。
しかし、その時に出会ったのがBIGBANGの音楽です。
音楽は彼女の心を救い、その後の音楽活動を突き動かす原動力となりました。
ちゃんみなにとって音楽は趣味ではなく、生きる力を与えてくれる存在だったのです。
高校時代になると、本格的に曲作りを始めました。
そして高校3年生で「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」に出場。
この経験を経て、アルバム「未成年」で見事メジャーデビューを果たします。
彼女の音楽の特徴は、日本語・韓国語・英語を自然に組み合わせた歌詞にあります。
さらに曲作りの際には、まずメロディを作り、そこに「宇宙語」と呼ばれる独自の言葉をあてはめる手法を用いるのが特徴です。
この自由な発想が、彼女の楽曲に唯一無二の魅力を与えています。
現在は日本だけでなく、韓国での活動も視野に入れています。
アーティストとしてだけでなく、プロデューサーとしても活躍の場を広げようとしており、その多彩な能力は国境を越えて多くの人を魅了するでしょう。
次世代を担う存在として、世界的な音楽シーンで輝くことが期待されています。
今回ご紹介したいのは、2026年4月2日にYouTubeで公開された「FLIP FLAP」の映像です。
「FLIP FLAP」は「手のひら返し」をテーマに、ちゃんみな自身の実体験をベースに書き下ろされた楽曲です。
通信会社のCMタイアップとして話題を集めていましたが、このミュージックビデオによってその皮肉めいた歌詞と力強いビートが初めて完全な映像世界として解き放たれました。
公開日である4月2日という日付自体も偶然ではありません。
デビューアルバム「未成年」に収録された楽曲「She’s Gone」の歌詞に登場する「4月2日全てが変わった」、つまり彼女の中の「地獄」が始まった日と重なっているのです。
その痛みを10年以上かけて楽曲に変え続けてきた延長線上にこの曲があると知れば、一秒たりとも見逃せなくなります。
映像のテーマは「ひっくり返る」という概念を最大限まで追求したもので、撮影のためにスタジオ内に実物大の超巨大パンケーキ型のステージをゼロから制作し、その上でちゃんみなと12人のダンサーが全身を使ったパフォーマンスを繰り広げます。
さらに映像中でちゃんみなの衣装と髪の色が目まぐるしく変わり続けるのも大きな見どころで、素肌に黒糸をまとったハードな姿から、シャネルのリボンをまとったかわいらしい姿、肌色のレオタードに赤髪でカメラを見据える場面まで、切り替わるたびにまったく異なる顔を見せてくる計算された構成は、目を離すことを許してくれません。
「なんでもかんでも手のひら返しの世の中に」という言葉から始まるこの曲が持つ怒りとユーモアのバランス、そして自分だけにしかできないスタイルでそれを体現するちゃんみなの存在感は、再生ボタンを押した瞬間から最後の場面まで一息で駆け抜けさせてくれる力を持っています。
ファンから「何回見てもステキ」と言わしめるこの映像の理由は、観てみれば即座に全身で理解できるはずで、とくに今すぐ観ることをオススメします。




























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