韓国の人気ダンススタジオ「1MILLION Dance Studio」で専属の振付師を務めるHarimu(ハリム)は、今もっとも注目を集める若きダンストレーナーの一人です。
これまでに「BELEGACY」や「TEEN」などのチームでリーダーとして活躍し、2021年には新たにクルー「AMAZON」を結成。中心メンバーとして存在感を放ち続けています。さらに、テレビ番組にも数多く出演し、人気アーティストのバックダンサーとしても抜群のパフォーマンス力を見せてきました。
彼女はグループの中でも最年少でありながら、磨き抜かれたダンスと気品ある表現力で、観る者の心を惹きつけてやみません。
その魅力は一言で言えば「優雅」。
その洗練された動きと情熱的な表現で、ファンはもちろん業界関係者からも高い評価を受けています。
代表的な振付作品には、SUNMIの『Balloon In Love』(2024年)、SUJINの『MONALISA』(2024年)、IVEの『HEYA』(2024年)などがあり、ダンス番組では『Street Dance Girls Fighter』(2021年)や『Street Woman Fighter 2』(2023年)に出演。
さらに、2024年には『Street Dance Girls Fighter 2』でメンターとしても活躍しました。
今回ご紹介したいのは、2026年5月12日にYouTubeで公開された「Lag Queen」の映像です。
わずか2分44秒という短さのなかに、ハリムの振り付けへの美学がこれ以上ないほど凝縮されています。
ミュージックビデオとは異なり、スタジオの白い壁と明快な照明だけを背景に、K chan、NOH WON、ヘヨン、ウニェ、インジョン、HARUTO、HOIEの7人が振り付けをただ純粋に踊り切るというこの形式は、演出の余白をすべて削ぎ落とした分だけ、ひとりひとりの体と振り付けそのものの力を直接受け取ることができます。
「Lag Queen」というタイトルが示す遅延の感覚は、シロポウのトラックの浮遊するビートとして楽曲に刻まれています。
ハリムはその「ずれ」と「引き」の感覚を体のどの部位でどう表現するかということに振り付けの核を置いています。
ビートに乗り切らない、あえて落とす、溜めてから解放するというダイナミクスは、LISAの「LALISA」やクロエの「Treat Me」などを手がけてきたハリムのキャリアのなかでも、また違う次元の繊細さで展開される映像です。
ミュージックビデオで見せた世界観の種が、この練習映像でどのように体の動きとして根付いているかを確かめながら観ると、同じ振り付けがまるで異なる奥行きを持って見えてきます。
再生ボタンを押せば、最初の8カウントが終わる前にハリムが「Lag Queen」という楽曲に込めた答えが全身に届いてくるはずで、今すぐ観ることをとくにオススメします。




























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